2016年06月07日

チネチッタ’1937を入手

【6月8日 記事修正】
 ゲームマーケット16春、ごい牌で有名な「吉々庵」の新作……ではあるものの、これもゲムマでは買わずに、後から評判を聞いて自家通販開始にあわせて購入。
cinecutta(1).jpg
 これもルールは見たけれどいまいちピンと来なかったのでスルーしたゲーム。
 以前このパターンで「うーん……」な目にあった記憶がするが、たぶん気のせい。

 このゲームはスタッフを集めて映画を作り、映画の完成度と興行収入の合計を競うもの。
 ゲームシステムは指値入札型の競りとセットコレクション。
 映画スタッフが描かれた役職カード(以下、カード)とお金を封筒に入れ、右隣のプレイヤーに渡す。
 また、自分の左隣からきた封筒も見て必要なスタッフとお金を集め、良い映画を作ると同時にプロモーションも行い興行収入も高める必要がある。

 では、具体的に中身を見ていこう。
 このゲームで交渉を持ちかける先は右隣のプレイヤーのみ。
 自分の封筒の中にカードを1枚入れ、次に右隣に「このカードをこの金額で買いますか? 買わないのであれば私がこの金額で買います」と、自分の手持ちのお金を同封して提示する。

 右隣のプレイヤーは中身を確認して「提示された金額でカードを買う」場合は、カードを取って同封されたお金と同額を入れて返却する。
 逆に「提示された金額でカードを譲る」場合は、同封されたお金を取ってカードはそのまま返却する。

 同様に自分にも左隣のプレイヤーから封筒にカードとお金が入った封筒がくるので、中身を確認して、そのカードが欲しければカードを取って同封されたお金と同額のお金を入れて返し、必要ない場合や買えない場合はお金だけ取って返す。

 お金の総数は変わらないので、手持ちが初期の100金より少なければ周囲が金を持っているし、カードを取ってない人のところには金が流れ込んでいるのがわかる。その逆もしかり。

 入手したカードはまず各自の「スタジオ」に配置される。
 スタジオに配置できるカードは3枚まで。また同じ役職のカードをスタジオに並べる事ができない。
 もし4枚目のカードや同じ役職のカードがきた場合はスタジオとは別に「オフィス」があるので、スタジオにおいたカードをオフィスに移動させてから配置する。
 どんな場合でも、直接オフィスにカードを移動させられない。
 また、任意でスタジオからオフィスへ移動させる事もできる。
(※ルール読解ミス:あくまで入手したカードと交代でオフィスに送られるので、関係ないカードをオフィスに移動することはできない)
 また、一度オフィスに置いたカードはスタジオには戻せない。
 これを手札がなくなるまで繰り返してゲーム終了となる。

 ゲーム終了時、スタジオとオフィスでカードの役割が違う。
 スタジオのカードは、数字の小さいカードを左側にして並べる。
 例えば、7・2・5と3枚のカードがスタジオにある場合は257と並べ、これが映画の完成点となる。つまりスタジオに2枚のカードしかない場合は2桁の完成点にしかならない。
 また、スタジオにあるカードの左下にあるアイコンは何の影響も与えず、無視される。
 スタジオにカードが1枚もない、映画の完成点「0」はOKなのかは、現在問い合わせ中。
【追記】
 公式からの回答でルールの誤読が判明。
 任意のカードをオフィスに移動させるのではなく、あくまで入手したカードと交代でオフィス送りになるため、1桁はあっても0点はないとのこと。失礼しました。

 オフィスのカードは、スタジオとは逆で数字が無視され、左下のアイコンが意味を持つ。
 アイコンは「お金アイコン」と「フィルムアイコン」の2種類。
 ゲーム終了時、お金アイコンの数×10金を獲得し、フィルムアイコンは賃金を払った後の残ったお金×フィルムアイコンの数が興行収入になる。
 賃金は、お金アイコンの資金を獲得した後で、スタジオとオフィスにあるカードの枚数×10金を支払うもの。
 ただし、「監督」か「プロデューサー」がオフィスにある場合は賃金を支払わなくて済む。
 どうして支払わなくていいかは諸説あるが、賃金は馬鹿にならないのでカード獲得の際もよく考える必要がある。もし賃金が支払えない場合、いくらいい映画を作ってもその時点で失格となる。
 大事な部分なので、個人的には監督とプロデューサーに、賃金を払わなくて済む効果を示すアイコンが欲しかった。

 最終的に、スタジオで作られた映画の完成点とオフィスのプロモーションによる興行収入を足した合計点がそれぞれの映画の得点となり、それが一番高いプレイヤーが優勝。

 で、このゲーム……ぶっちゃけ、考える事が多すぎ、かつ同時処理すぎで脳の容量を越えている。
 まず、自分の手札でどれが欲しいのか、どれで資金調達をするのか考える。で、被っているカードを出して様子見するとしても、最初の値付けの段階で相場感がわからず苦労する。
 また交渉先の右隣の相手が何を欲しがって、何がいらないのか、いくらまで出せるのか場を見つつ考え、お金を取ったのかカードを取ったのかでまた動きが変わってくる。
 同時に、左隣からの封筒にどんなカードが示されて、それにいくら出すか、どこでお金を得るかも考えないといけない。
 得点部分も映画の完成点で勝負するのか、興行収入で勝負するのか、完成点なら自分のスタジオに必要なカードをどうやって残すのか、興行収入なら資金や監督などの確保をどうするのか等。
 そういうのが大好物です!って人には特にオススメ。
 あと、ゲームのルール上1人が大きくミスすると、隣を独走させてしまう危険性もある。

 「2回目からのプレイ感が面白くなるゲーム」とのことで、たぶん1回目はもやっとしたまま、勝ってもなぜ勝ったのかよくわからないまま終わると思う。
 1回プレイした感想としては「たぶん、面白い……ハズ」
 これは脳がゲーム内の情報を処理しきれてないのが原因だと思う。自分の一手がゲーム全体でどのような意味を持つのかが、ちょいと掴みにくい。
 『セブンワンダー』をはじめてやった時もこんな感じだったなぁ。
 しかし、初回プレイもけしてつまらないものではないので、繰り返しプレイもそこまで苦ではない、はず。ところどころテーマとの食い違いを感じたりするけれど。
 やりこめば、提示されたカードによる腹の探りあいや足元を見てのオファーもできると思うし、十分ありだと思う。
 初期手札をドラフトでピックしてからスタートも面白いかも?

 ともあれ、ルール説明の段階で口頭の説明だけで理解してもらえるとは到底思えなかったのでサマリー作る。
 けっきょくカード置き場兼用のA4シートとなったけど。
 デザインセンスの欠如とそれに伴うフォントチョイスのせいでなんか見辛いが、必要な情報は1枚にまとめてある、はず。
cinecitta(2).jpg
 A4サイズの印刷用pdfファイルはこちらから。
【追記】ルールミスを修正いたしました。
 こんな見辛いファイルでよければご自由にお使いください。

 あと、自分の封筒が何色か忘れない為の配慮だと思うが、オファー用とは別の同色の封筒を財布として資金を入れて管理するってのがあまり好きではなかったので衝立を用意した。
 取り出したのは同じく映画を作るのがテーマの競りゲーム『ドリームファクトリー』
 で、気づいたのだが、衝立の配色が……。
cinecutta(3).jpg
 ほぼ、一致。
 こりゃ都合がいいや、と言う事で封筒もそれっぽい色を別注文する。
封筒
※クリックで通販サイトへ
 これで、封筒1つだけで混乱なくプレイができそうだ。
 あと、ついでに100均の電卓も入れといた。

 カードサイズは63x88mm
 封筒に入れる都合かカードが薄めで弱いのでスリーブはあった方がいいと思う。
posted by RAYJACK at 19:24 | Comment(0) | 購入したゲーム
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