2015年12月08日

トリックテイクをはじめましょう

 ※ これは、Trick-taking games Advent Calendar 2015企画の12月8日にお邪魔した記事です。

 はじめまして。
 こちらでは、実際に私が参加している身内のクローズボードゲーム会にて、初めてトリックテイキングに触れる方々にインストをした事例の話をさせていただきます。
 私は下手の横好きという奴でトリックテイクは好きなのですが、トリックテイクというものは入口の部分が大変つまずきやすいと思っています。
 ですので、インストするにあたり次もやってもらえるように、そこをどう乗り越えるか考え、実行したレポートになります。

 0.参加メンバーについて
 大体2ヶ月に1回開催されるボードゲーム会のメンバー。
 『5本のきゅうり』は布教済みでプレイ経験もある。それ以外のトリックテイクはたぶん未プレイ。『5本のきゅうり』もトリックテイクとの認識はない様子。

 1.ゲーム選び
 インストに使うゲームは『ウィザード・エクストリーム』を選択。
extreme.jpg
 簡単に説明すると、以前に『七つの印』のタイトルで国内流通していたビット系のトリックテイクです。
 スートは5色、ランクは1〜15、配り切り、切り札あり(スート固定)、妨害者は今回は扱わず。
 ビット系トリックテイキングの中でも、トリックを取るスートまで指定してビットする難度の高いゲームではあるものの、妨害者以外はかなりシンプルなので気に入っているゲームです。

 まずはなるべく癖のないトリックテイクを体験してもらう事を第一として、いわゆる変態トリテを除外。
 初心者枠の『スカルキング』と迷ったものの、特殊カードの説明を省きたかったので今回は落選。
 また、アピール力で言えば『銀のタロット』も候補だったものの、得点計算とその把握が面倒なのでこちらも今回はパス。
 あと、すごろくやさんの覚えたてゲーム大会で行われている『アルティメット』も考慮したものの、トランプを使うよりも、専用カードのわかりやすさと、面白そう感を大事にしました。

 2.トリックテイクが「難しい」と思われるポイント
 正確に言えば、トリックテイクは「難しい」というよりは「良くわからない」か。

 まず第一に用語が特殊というか、耳慣れない。
 スートは何となくわかるものの「リードカード? ああ、親がリーダーで、そのリーダーが出したカードってことね」となり、
 マストフォローに至っては「マストは必ず、フォローは……追従? フォロミー? ああ、先頭に付いてこれないと脱落するのね」と、脳内をジャンヌダルクが駆け抜けていく始末。
Followme!.png

 その辺は以前に拙ブログで「トリックテイキングとは?」なる項目を設けたので割愛します。
 専門用語使わなくても、十分説明はできますしね。

 もうひとつ、トリックテイクの根幹であるマストフォローのルールも複雑ではないものの、他のゲームではあまり見かけないシステムであり、なぜそうするのか?と聞かれても「ルールだから」としか答えようがないのもあります。
 さらに、いざやってみると何を出したらいいのか良くわからぬまま、相手によって一方的に出せるカードを決められてしまい、そのまま機械的に出すだけの「わからん殺し」されて終わってしまう事が往々にしてあるわけで……。
 この見通しがさっぱり立たないもやもや感のまま終わってしまうのをどう対応するべきか。

 色々と考えたものの、やはり段階を踏んで理解を深めてもらうしかないというありきたりな結論に落ち着く。
 自転車の乗り方みたいなもので、原則さえ理解してしまえば何とかなるだろうと。
 そして、初回のインストで目指すところは、自分で手札と場をコントロールしている感覚を味わってもらう事とする。それこそがトリックテイクの醍醐味だと思っている。

 3.実際にインストをしてみた
 当日、一通りゲームをプレイした後で「ちょっとトリックテイキングの世界に触れてみて下さいな」と用意していた『ウィザード・エクストリーム』を取り出す。
 今日はトリックテイクと言う名前だけでも覚えてくれればいいですよとか、安ホストみたいな会話を交えつつ、トリックテイク薀蓄トークをマクラにする。

第一段階:マストフォローの理解と把握
 まずはマストフォローの原則を理解してもらう為に、カードを1人7枚ほど配り出し方を説明する。
 半分の1人7枚にしたのは5本のきゅうりでの馴染み具合と、それくらいが手札にバリエーションがありつつダレない長さで終わるんじゃないかとの判断。

 親(リーダー)が出した色と同じ色のカードを出すのが原則、手札にその色がない場合は必ず「ないので」と宣言して別の色のカードを捨て札にして下さい、と説明。
 「別の色のカードが出せる」と言ってしまうとカードをフォローした時との区別が付かないので勝負に参加できないことの説明した上で、理解しやすくするためにきちんと「捨て札にする」と明言。
 この「ないので」宣言はすごろくやさんのイベントで行われているルール。これが実にわかりやすかったので真似させてもらった。

 あとは、取った札を手札に入れないことに気をつけつつ、何回勝った(トリックを取った)かわかるようにしてもらった。
 プレイの様子を見ながら、手札からなるべくスート(色)の種類を減らす事の大切さを説明。下手に全色あるより偏っていた方が選択肢が広がることを理解してもらえた模様。

第二段階:切り札の導入と把握
 第一段階で出し方を理解してもらったら、次は1人15枚配りきりった上で「ないので」で出しても勝てる例外的な『切り札』の説明を行う。
 エクストリームの切り札は赤色で固定なのでわかりやすい。
 この時にカードは各1〜15を全て配りきったのを重ねて説明した上で「ないので」で切り札が出た場合はリードカードより優先されるので、たとえ15を出しても必ず勝てるわけではない事を理解してもらう。
 また、初手に切り札を出した場合の「切り札狩り」の説明も行う。
 リードで切り札を出されてしまうと、それが低いランクのカードでも、自分の切り札を使わされてしまう苦しさもまた醍醐味。

第三段階:ビットの導入
 これまでの段階だと、単純に配られたカードの内容でトリックを取れる数の有利不利が出てしまうので、ここからが本番としてビットを導入する。

 今回はトリックを取れる色までは指定せずに、配られた手札を見て切り札による勝利回数のブレも踏まえた上で、何勝できるか宣言してその数だけチップを取ってもらう。
 この時にフレーバーを差し入れるとしたら「みなさんは予言者となって、手札である各陣営の勝ち負けを予言してもらいます」と言ったところか。
 1プレイで15回勝負するので、全員が宣言した数の合計が15より上下した場合は、どこかで狂いが生じることも説明。

 トリックを取るごとにチップを返していき、宣言した数より多かったり少なかったりした場合はその差分を失点とするルールでプレイを行う。
 第三段階に入ってようやく、トリックテイキングの楽しみである手札のコントロール、場のコントロールを体験してもらえたと思う。
 さすがに色を指定してまでは難しいので、インストはここまで。
 みんな大きな失点もなくプレイをこなす事ができたので、トリックテイクの入口でつまずく事の回避は成功したかなと思う。

 4.インストが終わって
 インストでだいぶ理解が進んだ様子だったので、続けて変態トリテの一つである『ボトルインプ』をプレイしたものの、色と数字の関係とボトルの移動が把握しきれずぐだぐだになってしまった。
 基本の出し方がわかっても、一足飛びで変態トリテにはいけないものですね。反省。
 別のトリテに触れてみたいという意見もあったので感触としては拒絶はされなかったかな、と思いたいところですが、さてさて……。もし、次もトリックテイクをやるとしたら『スカルキング』か『銀のタロット』でしょうか。
 
 妙に長くなってしまいましたが、初めてトリックテイクに触れる人に対してどのように考えて、準備してインストを行ったかのレポートは以上になります。
 ありがとうございました。

 Trick-taking games Advent Calendar 2015、9日目はMoBGAMESの宮野さんによります「偏食のトリックテイク」です。
 カードを伏せて出す事にこだわりを感じるデザイナーの宮野さんが、カードを表にして出すトリテでどんな話をするのか、私も楽しみです。
posted by RAYJACK at 16:37 | Comment(0) | ボドゲ関連

2015年10月20日

10/18 電源不要会に参加

 と言うわけで、2ヶ月に1回ペースのクローズド会です。
 事前に確認したところ、今回の参加者は途中抜けも含めて8〜10名との事。

 自分を抜いたら7〜9名。実は7名はボードゲームをやるのにちょいと難儀する人数。
 7名で出来るゲームも3名で楽しくできるゲームも少なく、5名でプレイすると残りは2名になってしまうのでこれは避けたい。
 前回はそれを考慮したもののうっかり人数数え間違って失敗。
 今回もいつ何人抜けるかもわからないので、もう深く考えずにオススメの中からゲームをチョイス。
 状況を見てひとつくらいはミドルゲームもできればとは思いつつも、結果として今回は果たせず。

今回プレイされたゲーム
 『ハイテンション利休』『ブラフ』『キャプテン・リノ』『すきもの』『春夏冬中』『ひとひら』『ダイナマイトナース2』『もっとホイップを!』『ウィザードエクストリーム』『ボトルインプ』『ピット』『ヘックメック』
 それではプレイされたゲームを中心に触れていこう。

 今回は集合を早めたとの事だが、普段通り10時半に到着できるように移動。しかし、電車の連結が悪く9時に出たにも関わらず、到着は10時40分ほど。他の方の食事などもあるのでしばらくのんびり。
 結局参加人数は私を入れて8名。さてどうしたものか。

 ゲーム会の開幕に選ばれたのは『ハイテンション利休』
151018 (1).jpg
 今回は同人版ではなく、トイドロップ版を使用。
 バランスが調整され、何より箱の空いたスペースには用紙立てを入れる事ができるのがありがたい。
 話題を見かけこの字面と箱絵で興味がぎゅんぎゅん惹かれる方が多い。
 プレイしてもネタだけに終わらず、意外とと言っては失礼だがしっかり楽しめる。都合6戦ほどプレイされたがどれも決着は一騎打ちの判定となった。
 トイドロップ版は7両の茶菓子が加わった事で利休のテンションについていきやすく、むしろテンションオーバーを心配する必要もあるレベル。
 写真は序盤にセリアやダイソー製の茶器しか献上されずショボーンとしていたが、最後の逸品にテンションが上がる利休の図。
 あと、ルール勘違いしていて茶器は時計回りに出すが、茶菓子は反時計回りでした。すみません。

 続いて、2名が見学にまわり私も参加して6名で『ブラフ』
151018 (2).jpg
 このゲームは不利になった時の逆転要素がなく、負け抜けなので早々に脱落した人は暇になってしまうためにあまりプレイされる事はない。
 でも「このゲームだけでいい」というほどハマる人がいるのも事実だし、赤ポーン受賞ゲームなので食わず嫌いせずに触れてもらうのもありなんじゃないかな、と。
 今回は1人脱落した段階で終わりのルールで2回ほどプレイ。
 果敢にチャレンジ宣言するもののダイスの目はままならぬまま、状況不利なまま押し切れられる形で終了。

 次は和室なので久しぶりの『キャプテンリノ』
151018 (3).jpg
 ついついプレイしているテーブルを遠巻きに見つめるプレイになってしまう不思議。
 今回は土台が2枚だったせいもあり、みんな完成を目指したのもあって安定して組み上がる。
 最終的には最後のカードを置いてフィニッシュとなった。
151018 (4).jpg
 個人的には壁カードはもう2、3枚ほど余裕をもって入れておいて欲しいかなぁ。

 前回リクエストされていたもののプレイできなかった『すきもの』は5名で2回ほどプレイ。
151018 (5).jpg
 買い付け終了で番号札を取る早いもの勝ちは混乱を招くので私はジャッジで参加。買い付け商品と給金の管理も行う。
 トレーディングカードで慣れていればカードサーチは結構手早くできるものの、問題はどこに何があったかの記憶力。
 今回梅クラスの商品が1個十両まで跳ね上がったり、先物買いした商品の不発など色々なドラマあり。慣れや得手不得手が結構影響するものの、いいゲームだと思う。

 休憩する方などもいたので4名で以前からこのゲーム会で好まれてプレイされている『春夏冬中』をメモありで。写真は手ブレしてしまったのでなしで。
 できる質問は限られている上に、間違った答えを返してしまうとゲームが破綻してしまうのでそこだけ注意なのですが、メモ取りながら考えながらではなかなか難しいですね。
 やはり塾の先生をしている方は4順くらいで当ててくるので、メモの取り方とか頭の使い方が良いのだろうと本日参加してなかった方に感心の声も。
 慣れてきたら今度は5名で出来る『カテリーナの陰謀』にもチャレンジしていただけたらと思います。

 『春夏冬中』をしばらくプレイしてもらっている間に、興味があると言われた『ひとひら』を私も加わり4名でプレイ。奇しくも2つの卓で桜遊庵さんのゲームが遊ばれている状況。
 口頭で説明したものの、ついたての中の得点について赤と黄、青と水でセットにできた個数を競うものと勘違いが発生。赤と黄、青と水を組み合わせた数の合計と言ってしまったのが原因か。
 とりあえず踏まえた上でもう1戦プレイ。6個引きの兼六園熊谷はやっぱり強い。
 気に入ってもらえたようで何より。今は品薄だろうけれど、11月22日のゲームマーケットが終わればまた商品がイエサブなどに委託されると思う。たぶん。

 ここまでで17時になり、2名が先にお帰りに。合計で私を入れて6人に。
 ここでせっかくなので昔のゲームにでも触れてもらいましょうかと『ダイナマイトナース2』を出す。
151018 (6).jpg
 個人的にオススメの4人で2:2のチーム戦でチームで合計10キルしてしまうか、山札が尽きた時点で多くキルマークがついているチームの負け。
 今回はオープンカードに『そんなはずはない』禁止、『混沌の渦』は抜いたルールで勝負。
 90年代のイラストと理不尽に殺しあうそんな殺伐病院運営を楽しんでいただけたかと。

 お見送りの方が戻ってきて5名となれば、個人的には5人専用と思っている『もっとホイップを!』
151018 (7).jpg
 ケーキの切り分け問題は世界共通と知る事ができるゲーム。
 しかし、どうも周囲の把握が難しいので深いプレイにはなりにくい、かなぁ。あまりガツガツやると最後のケーキを切り分けた瞬間に勝負が決まってしまうからこれでいいかとは思いつつ。

 で、今回の目的のひとつであるトリックテイキングというゲームを知って欲しいなーってのがあったので『ウィザード・エクストリーム』を題材にトリックテイキングの講習的なものを。
151018 (8).jpg
 トリックテイキングがわかればできるゲームが広がるので、出来ておくといいかなと、うん。

 まずは、カードを半分くらい配り親が出したカードに対して、手札に同じ色のカードがあるなら絶対に出さねばならない「マストフォローの原則」の理解と把握をしてもらう。
 もし手札に同じ色のカードがない場合には必ず「ないので」と宣言してからカードを出してもらう事でミスを防ぐようにする。

 一通り出し方を理解してもらってから「ないので」で出した時にも勝つ事ができる、例外処理としての「切り札」を把握してもらう。
 これが出せるのは親が出したカードが赤でないならば「ないので」の時だけと言う部分を理解できればプレイできると判断。

 最後は、手札を見て何回勝てるか数だけ宣言してから切り札ありのルールで1人15枚配り切ってプレイしてもらう。
 2度ほどプレイしたが出し間違えもなく、マストフォローで切り札ありのトリックテイキングの基本は理解してもらえたと思う? 慣れれば今度は正式ルールの何のマークで何回勝つかの宣言まで出来るようになると思う。
 その後ちょっと変り種として『ボトルインプ』をプレイしたが、ボトルの移動の把握がままならずさすがにちょっと飛躍しすぎたかと反省。次はやるとしても『スカルキング』だね。

 あとは軽く『ピット』を。
151018 (9).jpg
 このベルを見て競りゲーと勘違いされたけれど、これはリアルタイムで手札を交換して先に手札9枚を同じものでそろえた人が勝ちというゲーム。
 渡したカードが自分の所に戻ってくるとか、リアルタイムでの把握は大変で大わらわ。
 これを小学生にやらせたら大騒ぎ間違いなしというゲーム。さすがにいい年になると大騒ぎとはならないけれど、忙しいゲームではあるわけで。はたから見てるのも楽しい。

 ラスト30分程度だったので『ヘックメック』を4人で。
151018 (10).jpg
 4人でやったけれど2名がほぼ独占して一騎打ちになったので、やっぱりこのゲームは3名の方がいいかなーと。
 まぁダイスゲームもたまには悪くはない程度に思ってもらえれば。

 と言うわけで、複数回プレイも含め、9時間で12作品。
 人数などの都合で重いゲームは回避したものの、楽しんでもらえたようでなにより?
 その後はファミレスで食事をして、送ってもらうことに。
 高速道路代とかガソリン代とか考えるとかえってもうしわけない。ありがとうございました。
 またの機会にご一緒できればよろしくお願いいたします。
posted by RAYJACK at 01:19 | Comment(6) | ゲーム会

2015年10月18日

電源不要会持込予定ゲーム

 ここは18日の電源不要の会用のリクエスト置き場でした。
<追記>
18日に持っていくゲームリスト
ミドルゲーム枠
・エルグランデ ・アクワイア ・カルカソンヌ
・ムガル ・カタン

ダイスゲーム
・ヘックメック ・ベガス ・ブラフ

トリックテイク入門
・ウィザードエクストリーム ・ボトルインプ

和風部門
・すきもの ・春夏冬中 ・ひとひら ・ハイテンション利休 ・ごいた

小箱ゲーム
・ブクブク ・セレンゲティ ・シュティッヒルン ・王宮のささやき
・ゼロ ・ケルトカード ・気球で大空へ ・ピット

・交易王 ・くだものあつめ ・ウィーウィルウォックユー
・キャプテンリノ ・ダイナマイトナース2 ・もっとホイップを
posted by RAYJACK at 00:00 | Comment(0) | ゲーム会

2015年08月25日

8/23 電源不要の会に参加

 色々あってしばらくぶりの電源不要の会です。
 今回は5〜8名予定との事で、それにあわせてゲームを吟味。
 ゲーム選びに時間が掛かって睡眠時間まで削ったのは内緒。
 今回のラインナップ
 7名で遊べるボードゲームが少ない問題を3名と4名で出来るゲームを分厚くする事で乗り切ろうとしたのだが、この時にちょっと勘違いして自分を参加人数にカウントしていなかった。
 もし自分入れて7人だと3名と4名に分けたらどちらか片方にインスト担当者がいなくなってしまうし、自分を抜いたら4〜7名なので、むしろ5、6名でプレイできるゲームを分厚くするべきだったのだが、それに気付いたのは当日の朝。
 お陰で現場でのゲーム選びに少し困ったが、そこはそれ。キャリーケースいっぱいにゲームを詰め込んでいるから何とかなるってもので。
 とりあえず、現地に10:30過ぎに到着する。

プレイしたゲームは以下の通り。
『コロレット』『春夏冬中』『ハイテンション利休』『陰謀』『ハグル』『クイズいいセンいきまShow!』『ダンジョンオブマンダム』『ラッツィア』『コルセア』『フィリンケピンケ』
 昨今流行の長時間ゲームや1つのゲームだけを延々とやるのを好まない、いつものスタイル。

 まずは私を含めて5名なので、簡単な頭の体操と称して『コロレット』を。「カードを場に出すか、場のカードを引き取るかの2択だけ。ね、簡単でしょ?」とほざきつつ、最初から悩ましさを味わってもらおうかな、と。
 簡単でいいゲームなんだけど、やはり得点計算部分にちょっと戸惑いが発生するのが難点か。得点をきちんと把握しきれないと他の人との得点差などの見通し部分に問題が生じてしまうしなぁ。

 次は以前にリクエストのあった『春夏冬中』を4名でメモありで。5名で出来る『カテリーナの陰謀』とどっちにしようか迷ったものの、こちらはもう少し難易度が高いので初回プレイは避けた。
20150823 (1).jpg
 メモありだと書きミスしなければ、2択まで絞れた段階までいくと次の自分のターンが回ってこないのではないか?という、行かざるを得ない場面が出てくるので、これはこれで楽しい。
 そのチャレンジを見事2連続成功させた方の勝利でした。

 頭使った後なので、次は頭使わないゲームがいいかなーと、思案。あと全体で6名になったので、最大人数でやった方がままならずにいいのでは?と思っていた『ハイテンション利休』を投入。
20150823 (2).jpg
 表紙のインパクトがでかいのでゲーム置き場に置く時も真っ先に配置してアピール。やはりこのゲームは人数が多い方が楽しい。
 誰かこの茶器を止めてくれという願いをこめたオープン提示、バッティングして「よし!」と喜ぶ奇妙な連帯感、自分にまわってこない茶菓子、どんどん上がる利休のテンション、実にカオス。
 2戦目では第一ラウンドまさかの全員バッティングを取り返すかのような利休のテンションに振り回される。
テンション上がってきた
 6名中2名しか利休のテンションについてこれなかったが、見事に利休とのシンクロ勝利達成。
20150823 (3).jpg
 プレイした方の感想は「こんなの利休じゃない」さもありなん。今度はダイソーでメモスタンドを買って上座に利休を配置するべきか。

 更に1名加わり全体で7名になったので、私はインストに集中する形で6名対応のカードゲームとして『陰謀』を。
20150823 (4).jpg
 何度かカバンに入っていたがゲーム慣れしないと辛いかなと思っていたので今回初お披露目。
 私の手持ちの中では特殊効果が多い部類のゲーム。正直カードに特殊能力が多いのは好きではないのでこれくらいが限度。
 全員同じデッキにも関わらず引けるのはその中で3枚だけなのでそんな気がしない。あと欲しいカードが来ずままならない組み合わせにぐぬぬするばかりである。
 なんというか陰謀が踊りまくる。みんなの思惑が絡み絡んで地獄絵図状態に。
 2名が6分野のセットを揃え、得点差勝利と言う形に。

 6ラウンドの長丁場ゲーム終了後、ちょっと長休憩を挟む。
 その間に『ハグル』を再調整する。
 本来10名用ルールを私を抜いて8名で出来るように考えたが、朝に最大でも私を入れて8名と思い直し、さらに現状で私入れて7名じゃ無理かな?と思っていたが、せっかくヒントカードも用意したわけだし。
 ただ、本来やる予定がなかったので、ヒントカードとチップを入れる為の適当な封筒を用意しておらず、ちょっと準備に手間取った。反省。
 断片的な情報を元に情報やチップの交換など10分間で行われるやり取りは、普段のボードゲームとはちょっと違った体験だと思う。個人的にはリアル脱出的なライブ感?
 ちなみにハグルはHaggleであり、意味は交渉する・(しつこく)値切るなので、ハングルとはまったく関係ありません。

 ここでひとりが別の用事があるとのことでお帰りになったので、全体で6名。
 そして、ちょっと試したかった『クイズいいセンいきまShow!』をプレイ。
 答えのない問題に大体このくらいだろうと回答していき、全体の回答の中央の「いいセン」を狙うゲーム。不思議と、その人の傾向がでるもんだぁね。
 あと、滋賀県で琵琶湖が占める割合は100%ではありません。なぜか2名も100%という回答だったけど。

 一通りプレイした後、ラブレターと同じく500円ゲームズからスタートした『ダンジョンオブマンダム』訳すと男前洞窟をプレイ。
 チキンレースをつつ、絶妙なタイミングで「どうぞどうぞ」とダチョウ倶楽部よろしくはしごを外すゲーム。
 ここで男は度胸を見せ2連続成功させた勇者が現る。これは「もょもと」の称号に値する活躍ですわー。

 軽いゲームが終わった後で『ラー』の日本語版発売記念に今回の難しいゲーム枠の『ラッツィア』をプレイ。
20150823 (5).jpg
 何が難しいかと言えばどこで「ラッツィア」を宣言して強制競りをするかの勘所が難しい。使った小切手も競りの対象になるし、他の人の小切手具合を睨みつつ、カードの引き運も混ざるのだから大変。
 ちなみに、ラー駒の代わりにラッツィア宣言する為の駒として用意したのは『アンダーカバー』から拝借してきたもので。本来は入ってない。
 今回は強制競りのタイミングをつかめないまま、全てのラウンドで全員が小切手を使い切る前に警官が7枚出て終了となり、競りも商品が7枚溜まった段階で行われる事が多かった。
 1ラウンド目でさっさと警官が出まくったせいもあり、完全に再起不能のまま終わってしまった方がいたのは反省。
 このゲームの勘所である強制競りのタイミングが重要とは伝えたけれど、役目をもう少し具体的に伝えるべきだった。早めの段階で強制競りを宣言し、他のプレイヤーにパスを強いる事で自分の手にある少額小切手を競りの場に置くとか……。

 あとは6名で出来るものとして『コルセア』をプレイ。これも最近日本語版が出たゲーム。言語依存ないけど。
20150823 (6).jpg
 手札の偏りが出てしまうと中々難しいが、どこまでカードを引くか、どこでカードを出すかと悩ましさがこのゲームの売り。
 さすが大海賊時代、小規模だと蟻が集るレベルで襲われるので、タイミング合わせて船団にしないと抜けるのは厳しいねー。
 他の方たちも、2戦目には勘所がわかった模様。

 ラストは20分くらいで何か、と言われたので『フィリンケピンケ』を。
 気付けば『ラッツィア』『コルセア』『フィリンケピンケ』とクニツィアゲーム三連発。
 まず普通にプレイしてもらい、2戦目は自分がカードを置いたところのチップは取れないヴァリアントプレイ。
 普通にプレイしていてもジレンマなのに、ヴァリアントを導入すると苦しさが跳ね上がる。
 このゲームは「ジレンマの為のジレンマ」と言われ好き嫌いはあるけども、短時間で悩ましいゲームとしてけっこう好み。リメイクの『ボツワナ』は動物フィギュアが持ち運びも不便でなー。

 と言うわけで、ここまでで8時過ぎの9時間プレイ。
 そのまま地元駅の終バスに間に合うように帰ろうかと思ったが、送ってもらえる事になったのでサイゼで食事。
 さすがに普段してる仮眠を取らなかったから最後は燃料切れで申し訳ない。ありがとうございました。助かりました。
 皆様お疲れ様でした、楽しんでいただければ幸いです。また、機会が合えばよろしくお願いいたします。
posted by RAYJACK at 01:18 | Comment(4) | ゲーム会

2015年08月22日

電源不要の会持ち込み予定。

問題:5〜8名が参加予定のクローズドボードゲーム会に持っていくべきゲームタイトルを考えなさい。
 なお、ゲーム会の時間は8時間とし、他の参加者の持ち込みは考慮しないものとする。

解答者:RAYJACK
3人でも4人でも楽しめるゲームを少し分厚く持っていく。
パンデミック、カルカソンヌ、くだものあつめ、交易王、ベガス、ケルトカード、ムガル、セレンゲティ、ダンジョンマンダム、ボトルインプ、テン呼!、気球で大空へ
2人用
バトルライン、アンギャルド
3人用
王への誓願、酔いどれ猫のブルース、キャントストップ
4人用
アクワイア・七つの紋章七つの部族・ごいた・ラブレター、春夏冬中
5人用
ゼロ
3−5人
ブクブク、アブルクセン、ラッツィア!、ウィザードエクストリーム
3−6人
ビックチーズ、陰謀、すきもの、ハイテンション利休、シュティッヒルン他
受け入れの広いゲーム
コルセア、ダイヤモンド、知ったか映画評論家、ストリームス、クイズいいセンいきまShow!
posted by RAYJACK at 06:19 | Comment(0) | ゲーム会

2015年07月05日

フェレータを入手

 ニューゲームズオーダーから発売された日本語版『フェレータ』を購入。
Verrater.jpg
 元はキャラメル箱サイズの小箱にみっちりとカードを詰め込んだゲームを出す事で知られたアドルングから発売されたゲーム。
 同様に日本語版が販売された『王宮のささやき』も、このメーカーから発売されたゲームのひとつ。
 このゲームそのものよりも、役職ドラフトシステムが『あやつり人形』に影響を与えた事で知られてる、かな?

 このゲームはキャラメル小箱版を持っていたものの、残念ながらルールがカードに書かれているだけで見辛い上に外国語。
 ありがたい事にネット上に和訳はあるものの、このゲームは色々と処理がありめんどくさい。
 カードゲームとは思えないくらいの充実感を与えてくれるのは確かだが、これを他の人にゲームを理解してもらうのは少々大変。

 で、日本語版発売のニュースを聞いて、言語依存は殆どないはずだけどなーと思いながら確認すると
・別途印刷なりして用意する必要のあった得点ボード
・BGGで公開されていた選択ルール『傭兵』
・公式に5人プレイ対応の追加カードとルール
・ゲームの理解を助ける早見表5人分
が付いてくるという至れり尽くせりの対応。
 一部では5人プレイの方が楽しいという声もあるくらいなので、これを公式にフォローしてくれたのはありがたい。
 また、行動カードにもきちんと日本語でどのような効果があるか記載されているのでいちいちルールを参照しなくてもわかるようになっている。
 こういうところでも、言語依存のないゲームにわけわからん邦題つけて完全日本語版とかいうところとは違うなーと。

 カードはしっかりエンボスが効いており、手触りはとても良い。
 惜しむらくは、カードをスリーブに入れるとカードの上下の隙間がないために箱に入らない点。
 行動カードはマークドになったら困るのでなるべくならスリーブに入れときたいのよね。
 まぁ、元のキャラメル箱の方もスリーブ?なにそれ状態だから、贅沢は言うまい。
 あとはもう少し読み込めばプレイできるかな。
 手成りでどうにかなるゲームではないので、少々経験を積んだプレイヤーにオススメ。

 カードサイズ 58x89mm
posted by RAYJACK at 22:55 | Comment(3) | 購入したゲーム

2015年05月22日

『見逃してもイイよ!』入手

 はい、相変わらずタイトル見ただけでどこのメーカーか分かるクソ邦題です。本当にありがとうございます。
prohis.jpg
 元はバネストさんが『プロヒス:取締局捜査官』として輸入販売していたのを『5本のきゅうり』のように横からアークライトが掻っ攫って日本語版独占販売といった例。
 ルール以外の言語依存はサマリーカードのみ。
 ルールのイラストミスはそのまま直さずスルー。
 で、完全日本語版。
 そして、こんなタイトル。
 まぁ、なんだプレイヤーは捜査官と言うよりは密輸業者だから誤解を招かないような配慮?
 いつかなんか痛い目見ればいいんじゃないかな?

 ともあれ、禁酒法時代のアメリカで密輸業者となり、合法・非合法の品物を織り交ぜ、捜査官の目を掻い潜り、もしくは内通や賄賂などを駆使して多くの金を稼ぐのを目的としたゲーム。
 なので元のタイトルのプロヒスは酒類取締局調査官(Prohibition Agents)の略称。

 基本システムはブラフ。

 まずプレイヤーは品物カード4枚と、がさ入れの時に2枚めくれる『警部補』と3枚めくれる『警部』を初期手札として受け取る。
 残りの1枚しかめくれない巡査(8枚。3〜4人戦では6枚)は他の品物カードと共に山札の中。

 手番では
A.1〜2枚のカードを引く
B.2〜4枚の手札を出す
 のどちらかを行う。手札の上限は8枚。
 どちらもやりたくなければパスできる。

 手札を出した場合は荷物の出荷となり、他のプレイヤーは順不同でその荷物に対してガサ入れするかを宣言し、派遣する調査官を公開する。

 誰もガサ入れしない場合はその荷物は無事に取引されて出荷プレイヤーの場に伏せて置き得点となる。

 誰かがガサ入れを宣言したら(複数宣言がある場合はその中の1人が)積荷のチェックができるのだがその前に、手番プレイヤーは賄賂を持ちかけガサ入れの中止を要請できる。

 相手が賄賂を受け取れば調査官はそのプレイヤーの手札に戻り、荷物は無事に取引される。また、相手が賄賂を持ちかけなくてもガサ入れを中止して捜査官を手札に戻せるので、賄賂目当てのゆすりたかり的ながさ入れ宣言も可能。

 ガサ入れする場合は、調査官カードに書かれた枚数をめくる。
 違法貨物カードをめくれた場合は調査成功。相手の出荷品全てを奪い、出した調査官カードと共に自分の場に置き得点。

 全部合法貨物だったり、荷物に擬態していた調査官カードをめくってしまった場合はその場で調査失敗。
 「私だ」 「お前だったのか」
 「また騙されたな」 「全く気付かなかったぞ」
 「暇を持て余した」 「調査官の」
 「「遊び」」
 失敗した場合は、出していた調査官は相手に手札として取られ、荷物はそのまま取引されて相手の得点となる。
 しかし、ヒントとか言って密輸業者と捜査官としてロールプレイするとより面白くなるよみたいなお寒い事を書くのはどうなんだろうなぁ。何のヒントだよ。

 カードは場に4枚公開されており、1枚取るたびに1枚めくるのだが、山札を尽きて場札が3枚以下になった場合、その時のプレイヤー含めて全員が1回手番を行うとゲーム終了。
 もしくは、全員がパスした場合も終了。
 取引できた商品や、手札に残った商品の得点・失点を計算して一番稼いだ人が勝ち。

 プレイしていないので何とも言えないが、ルール読んだ感想だと出荷に対して捜査する側の手がかり不足が気になる。あとはめくり運が絡むので思った以上にライトゲーム。
 どうせライトなら『マンモス』の方が好みだったかも知れない。
 カードサイズ:58mm×88mm
 箱サイズ:11cm×15cm(猫チョコサイズ)
posted by RAYJACK at 23:10 | Comment(0) | 購入したゲーム

2015年05月19日

バトルクサマリー作り

 下で紹介した『バトルク』を初見でも理解して楽しめるようにサマリー作りなどをしていたが、ついつい熱が入ってしまった。
 あとサマリー作りで思いついたヴァリアントもあったのでせっかくだからまとめて紹介しようかな、と。

 なんだかんだと手を加えてダメ出ししているようにも見えるかも知れませんが、作品を否定しているわけではないです。
 また、ここまでいじらなくてもゲームする事は十分にできます。
 非公式に私好みに勝手に改造しているだけですので、非難されるべきは私の側です。どんなものでもボードゲームにはサマリーは付きものって事でご容赦を。

 まず必要だと思って手をつけたのは攻撃範囲表。最初はルールをスキャンしたものの、結局手製に落ち着く。
batorque (1).jpg
 この表の欠点は、障害物関連の説明と自分と同じマスは「格闘」以外攻撃できない事を口頭で説明しないといけない点。
 自分のマスを攻撃できない表現が思い浮かばなかった。

 【追記】一応説明文もいれることで解決を図ってみた。
batorque (1)+.jpg

 同様に機体にも手を加え、武器アイコンの意味について説明を加えたものに変更する。
 そして、ゲーム中にできる行動をまとめたサマリーも作成。

 これらは全てA6で作っており、ダイソーの硬質プラケースに入れるのを想定。意外とA6で収まるものだね。ちょっと行動サマリーは見辛いと思うが。

 付属の機体紹介は機体のグラフィックが乗っていなかったので、公式の機体紹介の方から拝借してA4片面1枚にまとめる。
batorque (2).jpg
 せっかくのドットグラなんだから、あった方が当然いいよね。残念ながらブログにUPする解像度だとモザイクにしかならないが。

 そして、MAPは「スゲちゃん」さん特製MAPを一応の許可を取り真似て作成。
batorque (3).jpg
 一応B4版で作成。印刷サイズは未定。
batorque (3)+.jpg
 移動枠を相手の行動を読みやすいように作り変えたver。

 ダイスは機体カードに合わせて白地に黒文字と黒地に白文字のオパックダイス(15mm)を6個ずつ購入する予定。

 ユニット駒は今のところ特にこれと言うものは決まっていない。印刷して実際のヘックスサイズを見て考えようかなーと。チェスの駒でもいいけれど、できれば元のゲームのドット感を残したい。

 あと、思いついた障害物設置のヴァリアント。
 本来のルールでは使わなかった機体カードに障害物カード2枚入れてシャッフルして並べる事でMAPになるという優れたアイディアがあり、障害物がどこになるかは完全ランダム。
 しかし、個人的には障害物が偏ったり、スタート位置がずらされるのは、公平とは言いがたいかなーと思ったので、せっかくMAPを自作したならと腹案が一つ。
batorque (4).jpg
 じゃん。これだけで大体説明終わりそうなものだが、一応説明すると、お互いが機体を選んだ後でサイコロを1つずつ振り合って白陣営・黒陣営に1つずつ障害物を設置する。
 これで一応公平かつさっさと始められると思う。でも、偏りもバトルクの醍醐味ってのは否定しない。

 なんでここまで色々やるかと言えば、まぁ、ロマン?
 『In The Blue Sky』をBGMにバトルがしたいだけなんだ。
posted by RAYJACK at 00:00 | Comment(0) | ゲームサマリー

2015年05月17日

ゲムマ:バトクル

 案外見かけない対戦ロボットバトルを題材にした2人用短時間ゲームとの事で確保したサークルろっかくダンゴの『バトルク』
batorque.jpg
 プレイヤーはバトルクと呼ばれる機体を操り1対1で戦い相手を撃破する事を目的とする。

 具体的なルールは公開されていなかったので、さてさてどうなる事やら? と思いながら中身を確認。
 名刺サイズのカードをラミネート加工したモノが2枚で1組で機体となるのが8体分。
 判ってはいたけれど、私の苦手な全部アイコンなシステム。
 なぜ苦手かと言えば、このアイコンの情報を整理して、理解して、口頭で説明し、対戦相手にも理解してもらう手間が発生するから。文字なら読めば理解できるが、アイコンは図形と文字を対照して理解する必要があるので1手間増える。
 この名刺サイズ2枚で機体を表現し、ドットで描かれたキャラの雰囲気を壊さないようにアイコンで表現するのは理解できるので仕方がないとも言えるけれど……。

 しかし、攻撃できるマスを示すアイコンの解説がルール用紙にしかないので、別途コピーするなりして手元で確認できるようにしておかねばなるまい。
 あと、攻撃する為のサイコロを示すものが「1−2−3」などと書いてあるが、別に4・5・6でも構わないし、昇順だけでなく5・4・3と下がってもいい。いわゆる連番3つであればいいのだが、これも初見の人間に伝わりきるだろうか。
 ぞろ目の場合も「1−1」とか書いてあるが、これもぞろ目が2個あればよく、出目1のぞろ目である必要はない。
 一度プレイした人やゲーム慣れした人はルールやアイコンの把握もできるのだろうが、私の場合はゲームに不慣れな人に紹介したりもするので、もう少し情報が必要になるかな……。
 私のような購買層は特殊で例外のようだから仕方ないが。

 あと、個人的な感想としては用語がちと納得いかない?
 相手に攻撃を1発当てるとロックオン状態にできて相手は回避を選べなくなるのだが、一発当てるのが前提の為、ロックオンと言うよりスタンとかスタックとか硬直?

 もっと違和感があるのが「キャンセル」という用語で、攻撃や移動に使ったサイコロの最後の1個をキープしてそのまま別行動に繋げる事ができるのだが、これはキャンセルと言うよりはコンボだと思う。何をキャンセルしたんだろう?
 とりあえず、バトルクもヴァーチャロンのように移動や攻撃後に硬直するものだと思っておこう。ターン制だけど。

 それではゲームの中身の説明……の前に、このゲームのサイコロの扱いについて。
 このゲームではサイコロの出目が行動のためのエネルギー扱い。出目は公開情報で出た目のままお互い見える位置にキープする。相手が何ができるのかの情報も大事。

 ゲーム手順
 1.お互い3個ずつサイコロを振る。出目の数字の合計が少ないプレイヤーが先攻。
 2.後攻になったプレイヤーは追加で1個のサイコロを振り、4個のサイコロを自分の前に並べる。
 ここまでがセットアップ。次からが手番の処理。

 3.手番プレイヤーは手番開始時にサイコロを2個振り自分のサイコロに加える。ロックオン状態の場合はここで解除する。
 4.手番はサイコロが尽きるまで「移動」と「攻撃」を自由に行える。動かないでパスをして手番を終了させても良い。ただし、手番終了時にサイコロが5個以上ある場合は終了させることはできず、移動や攻撃を行い4個以下にしなくてはならない。
 5.手番が終了したら相手プレイヤーの手番となる。
 これをどちらかのシールドが0になるまで繰り返す。

 移動は3種類。
 ・通常移動:サイコロ1個を使い、その出目に指定された方向へ1マスだけ移動する。
 ・ダッシュ:同じ出目のサイコロ2個を使い、その出目に指定された方向へ直線移動で好きなだけ移動する。
 ・自由移動:同じ出目のサイコロ2個を使い、任意の方向へ1マス移動だけする。

 攻撃はバトルクごとに固定武装が3つ。
 それぞれ通常攻撃とEX攻撃があるので攻撃手段は6つ。
 また武器によって格闘・近距離・長距離・放物線の種類があり攻撃可能範囲もそれによって変わる。

 攻撃は武器によってゾロ目か連番を要求される。連番は昇順と降順のどちらでも可。
 相手が回避行動をしない限り命中する。命中した場合相手をロックオン状態にでき、それ以降は攻撃さえできれば当たる。
 武器によっては回避不能の攻撃もある。

 回避行動は2個のサイコロを追加した上で、手持ちのサイコロからゾロ目2個を使いその方向に1マス移動する事で成立する。
 この時、移動先が攻撃の射線上でも回避となるが、MAP端などで移動できない場合は回避とみなさない。もし回避に失敗したら手持ちのサイコロが全てなくなるペナルティがある。
 回避に成功した場合、そのまま回避側が手番を行える。ただし手番開始時のサイコロ2個追加は既にしているものとして、残っている手持ちのダイスだけで行う。

 キャンセルは攻撃や移動に使ったサイコロの最後の1個をキープしてそのまま別行動に繋げられる。
 移動→移動以外は、どのように使ってもよいが、手番の終了時にキープしていたサイコロはなくなる。先ほどの回避の例だと、回避に使ったサイコロの片方を残して使う事が可能。

 まぁ、なんてーか……ゲームボーイの『VSバトラー』とか好きだったので、このドットで表現された機体にも惹かれるし、面白そう要素はあるのだが、いかんせんすぐにゲームができるってものでもないのでサマリー作りからだねぇ。
 面白いか面白くないか評価する前段階で準備に手間が必要なゲームではある。お陰で入手レビューも一番最後となった。
posted by RAYJACK at 13:45 | Comment(0) | 購入したゲーム

2015年05月16日

次回電源不要の会予定

 【5月16日追記】
 電源不要の会参加者各位
 仕事の都合で今回5月24日の参加は不可能になりました。
 申し訳ございません。

 お疲れ様でした。
 問題なくプレイできるようですね。
 楽しんでもらえたようで何よりです。
 次回も楽しんでもらえるようなゲームを持っていきます・・・。
 と、言いたいところですが、ボードゲームをより楽しんでもらえるように、するために、
 私は次回から新たなゲームを持ち込む事にしました。
 さしあたり皆様には私の厳選名作ボドゲ群をプレイしてもらいます。
 ジレンマと駆け引きの覚悟はよろしいですか?

 と、『怒首領蜂大復活』パロディから入ったわけですが、よりボードゲームの楽しさを味わってもらえるようなミドル級ゲームを増やす予定なのは本当です。
 「それなくね?」と言う方は、レスなどでリクエストしていただければ対応いたします。

 以下、現在の持ち込み予定。
 リクエスト枠以外は変動がありますので、やりたいゲームはリクエストをお願いします。

【名作ボドゲ群】
・エルグランデ ・トーレス ・アクワイア ・カルカソンヌ
・メンバーズオンリー

【リクエスト枠】
・春夏冬中 ・すきもの ・ごいた

【軽量枠】
・ブクブク ・ゼロ ・くだものあつめ ・ケルトカード
・アブルクセン ・コロレット ・交易王 ・ラブレター
・あやつり人形 ・陰謀 ・襲ノ色目 ・酔いどれ猫のブルース
・ボーナンザ ・星の王子さま ・ムガル ・バサリカードゲーム
・シュティッヒルン(含む、カテリーナの陰謀、フリンケピンケ)
・ウィザードエクストリーム ・七つの紋章、七つの部族
posted by RAYJACK at 20:56 | Comment(2) | ゲーム会